昨日、こっそり仕事を抜け出して、銀座で映画を観てきました。1月から休みがないので、ちょっと休憩をいただきました。

松竹120年記念山田洋次監督作品 「母と暮せば」です。主人は長崎出身、しかも現在は長崎にお母さんを残して東京で仕事をしています。また、主人は8月8日の暑い日に52歳でお父様と別れ、もちろん東京にいたのでお別れもできず。妹さん家族にお母さんを託している立場。私は一人息子(本日が成人式を迎えます)を近いですが、一人暮らしをさせていて、大好きな息子の想いと重なり、この映画が心からずっぽりはまってしまいました。

最初のシーンから主人が泣き始め。我慢していた私もいつのまにか、涙がとうとうと頬につたうようになり。

映画のシーンは笑いもあり、明るい場面もありますが、二宮君も一生懸命覚えた長崎弁でセリフをしゃべり。この長崎弁と二宮君の明るいキャラクターがとてもマッチしていて、本当にさすが、吉永小百合から天才と言われた人だなと感心しました。

吉永小百合も原節子様のようにどこのシーンでも横顔、上から、寝顔など、すべてのシーンが美しく、こういう風にキレイに歳を重ねられて本当に理想だなと感じました。

いつもは、私は友人とSMAPファンですが、二宮君人気に1票投票したい気持ちです。

本当に心から和める素敵な映画でした。そんなわけで、二人とも泣きすぎて、銀座からすぐに帰宅しました。

主人の頬や鼻がたくさん泣きすぎた子どものようで、本当に映画の魅力ってすごいものだと感心しました。IMG_0515